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インプラント(人工歯根)による治療
歯を失って悩んでいませんか?


歯を失って悩んでいませんか?

虫歯や事故など、様々な要因により、人は歯を失います。
1本だけ失う場合もありますし、並んだ何本かを失う場合もあります。
また上あごや、下あごの全部の歯がなくなってしまうこともあります。
失った歯が1〜2本の場合、隣り合った健康な歯を支えとする「ブリッジ」や「差し歯」などの義歯が適用されることが多く、
全部の歯がなくなった場合には、歯ぐきに吸着させるタイプの総入れ歯を作るのが一般的な解決法として普及しています。
しかし、ブリッジや差し歯の場合、下記のようなトラブルを耳にすることがあります。

・ まわりの歯と義歯の違いが目立ち、人前で口を開くことができない
・ 金属製のブリッジや支えのバネに食べ物が挟まるため、好きな物を食べることができない
・ 義歯が合わなくなり、何度も作り直している
・ 食事中や話している最中、またスポーツなどで体を動かしている時に義歯が動いたり外れそうになったりして
  気になる
  …など。

また、総入れ歯で、満足できる入れ歯がなかなか手に入らない場合、トラブルはより深刻になります。

・ ことばをうまく発音できず、人前に出たり、話をすることが億劫になる
・ 食事の時に入れ歯と歯ぐきの間に食べ物が入り込む
・ 噛む力を充分かけることができず、固い物が食べられない
・ 歯ぐきが覆われていて、食べ物がおいしく感じられない
・ 食事の後、入れ歯を外して洗ったりするために、外出や旅行が気軽にできない
・ 口臭がひどいのではないかと不安で、人に会うことができない …など。

このような問題を抱える患者さんのために研究・開発されてきたのがインプラント(人工歯根)による治療法です。



インプラント治療をお考えの方へ

当院でにおいては患者さんにインプラント(人工歯根)治療を安心してお受けいただくために、あごの骨の状態を詳しくお調べいたしております。
そこで、病院でCT検査をおこなうことによってあごの骨の断面画像を撮影し、当院ではその画像を見なから治療の計画をたてます。より安全で、無理のない治療を受けることができる最新の方法です。

 CTとはどういうものでしょうか?
CTとはどういうものでしょうか

コンピュータ断層撮影(Computed tomography)の略で、X線とコンピュータを使って体の断面を輪切りの状態(断層画像)で見ることができるようにする装置です。断層画像からは、体の各臓器の形態、大きさ、位置などを確認することができます。
 何のために診断を行うのでしょうか?
何のために診断を行うのでしょうか

歯科医院ではよくX線糧影をしますが、これは一方向にX線を透過させただけの簡単なもので、見たい位置の画像をすべて撮影しなければいけません。
X線撮影をした画像は、歯の様子を見たり虫歯の治療をするのにはとても役に立ちますが、インプラント治療においては、あごの骨の厚さや形を調べることが重要です。
CTで撮影した画像からは、あごの骨の形や硬さがわかるだけでなく、鼻の病気や神経の位置なども調べることができます。
 歯科医院ではどんな説明が
 ありますか?
歯科医院ではどんな説明がありますか

歯科医院では、コンピュータを使って画面を見ながら−人一人の治療方法やそのために
かかる費用をていねいに説明してくれます。
CTを撮影するには、歯科医院と提携している近くの病院に予約を入れてから撮影に行きます。
病院ではCTを使用してわずか数十秒の撮影時間であごの骨の断面撮影を行いますが、準備がありますので全体では30分から1時間ぐらいとお考え下さい。
下の画像ではどこでも見たい位置の骨の状態を見ることができ、歯科医院ではこの画像を使って手術の前に計画をたてます。

CTを撮影した画像から作り出したあご骨の写真
↑コンピュータの画像は、CTを撮影した画像から作り出したあごの骨の写真


インプラント(人工歯根)による治療

歯は、目で見える部分の歯と、それを支える歯根から成り立っています。
歯を失うということは、それを支えている歯根も失ってしまうということです。
歯を1本失った場合、両隣の健康な歯を削って人工の歯をかぶせます。これが、ブリッジと呼ばれる治療法です。
奥に歯がない場合、金属製のバネで入れ歯を支えます。

噛むという行為は、想像以上に強い力を、歯とあごにかけています(奥歯1本にかかる荷重は、その人の体重にはぼ等しいと言われます)。ブリッジでは、1本あたりにかかる荷重は約1.5倍になります。削られた歯は傷みやすく、この歯がだめになってしまうと、さらに広い範囲のブリッジに作り直さなければなりません。
歯根がない部分の骨は、噛むことによって得られる刺激がないために次第に痩せていきます。また、残っている歯根が移動してしまうため、ぴったり合わせて作った義歯は次第に合わなくなり、何度も作り直す必要が出てきます。

失われた歯根の部分にチタン製の歯根を埋め込んで義歯の支えとするのが、今日行われているインプラント(人工歯根)療法です。この治療法では、残っている健康な歯への負担が増加することはありません。あごの骨には自然の歯と同じように刺激が伝わり、力をかけることができることから、骨の変形も少なくなることが知られています。

 従来の治療法
従来のブリッジの形
この形のブリッジでは、歯の周りを大きく削らなくてはなりません

奥歯を固定するために、金属の支えを使用する例
奥歯を固定するために、金属の支えを使用する例。
違和感があり、清掃も難しく見栄えも良くありません。

総入れ歯
総入れ歯の場合、入れ歯を固定する力が弱く、ぐらついたりずれたりします。
そのため、食べ物をかむ為に充分な力をかけることができません。
 インプラントによるの治療法
インプラント
インプラントでは、両隣の歯はそのままで負担もかかりません。

インプラント
インプラントでは、失われた歯根部分の骨を支えにして人工の歯を固定します。噛む力は天然の歯と同じように骨に伝わります。

インプラント
インプラントでは、義歯はあごの骨に固定され、力を入れて噛むことができます。食感も天然歯に近く、食べる楽しみを取り戻すことが出来ます。


インプラント治療の流れ

 1.診査と治療計画
失われた歯の数、インプラントを埋め込む骨の硬さ、大きさ、位置により、治療法には様々な選択肢があります。歯にかかる力の方向や強さはもちろん、患者さんに無理のない衛生管理などを含め総合的に検討した上で、治療計画が立てられます。
 2.一次手術
インプラント埋め込み
あごの骨にインプラントを埋め込みます。
 3.治癒期間
インプラントと骨が強い力で結合します
一次手術後、3〜6カ月の治癒期間をおくことで、インプラントと骨が強い力で結合します(オッセオインテグレーション)。
この期間、仮の歯を使用できる場合もあります。
 4.二次手術
歯ぐきを開いて人工の歯を取り付ける準備をします
歯ぐきを開いて人工の歯を取り付ける準備をします。この状態で、歯ぐきが治るまで1〜6週間おきます。
 5.人工の歯を作製・装着
歯ぐきが治った時点で型を取り、人工の歯を作ります。形や色などは患者さんに合わせて作製し、インプラントに取り付けます。


メンテナンスと定期検診

インプラントで治療した部分に限らず、口の中を衛生的に保つ必要があります。
ブラッシングの方法などについて適切な指導を受け、また半年に1回程度の定期検診を受けて、インプラントや人工の歯の状態、噛み合わせを確認します。

オッセオインテグレーションの研究成果

チタンに対して骨が拒否反応を起こさず、時間の経過とともに強く結合することを発見したのは、スウェーデン・イエーテボリ大学のP-1.ブローネマルク博士でした。この特性は「オッセオインテグレーション※」と名付けられ、博士はその後13年間、医療の場で安全に使用できるよう研究を重ねました。最初の患者にインプラント(人工歯根)が埋め込まれたのは1965年で、このインプラントは現在も患者の義歯を支えています。チタンを利用したインプラントは世界中に広まり、140万人を超える患者に適用され、多くの論文でその有効性と安全性が報告されています。
※オッセオはラテン語で「骨」、インテグレーションは英語で「結合」を意味します。


治療に入る前に…

インプラント治療は、より良い治療結果を達成するため、また患者さんに負担の少ない治療法を提供するために、
日々研究が重ねられ、進化しています。
ここで紹介した治療法は、2回の手術を伴う「2回法」と呼ばれる方法ですが、1回の手術で必要な手順まで進める
「1回法」や、さらに数時間〜数日で人工の歯を装着する「即時負荷」などの治療法が新たに開発されています。
いずれの治療法も、すべての患者さん、すべての治療箇所に適用できる方法ではなく、綿密な治療計画が必要なことには変わりありません。
インプラント治療は、様々な要素を含んだ医療分野です。「とりあえず1本入れてみる」のではなく、術後の手入れや通院の費用、また長期的な治療計画について、納得できる説明が得られる医師の下で治療を始められることをお勧めします。


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