診療項目
一般歯科
【予防歯科】
予防こそ第一
当医院では、健康で美しい歯を保つためには日ごろの予防こそ第一と考えております。口腔は身体の一部であり、 一臓器と考えられます。私どもは予防歯科医学の立場から、高度な治療を目的として患者の皆様に接して参りたいと考えています。 そのため治療が完了された方には、その後、定期検診を続けていかれることで、早期発見・早期治療が可能となり、 初めて口腔の健康(美しくきれいな歯)が保たれます。
主な検診内容
- PMTC
- 口腔内の検査(歯周病・虫歯など)
- 歯科衛生士による患者さん一人一人に合ったブラッシング方法の実践
- プラーク及び歯石、着色のクリーニング
- アロマテラピーによる歯肉マッサージ
だ液検査から始める新しいむし歯予防
WHO(世界保健機構)の調査でも使われている最新の科学的検査法です。
Q. だ液検査で何がわかる?
A. あなたの本当のむし歯の原因が分かります!
むし歯の原因は主に3つ。
これらを上手にコントロールできればむし歯は予防できます。
原因が違えば、予防法も違います。
むし歯の原因の組合せは人それぞれ。
毎日歯磨きをしていてもむし歯になる人とならない人がいるのはそのためです。
★検査は簡単・短時間、もちろん痛くありません。

【歯周病予防】
歯周病ってどんな病気?

歯と歯ぐきのさかい目には、深さが1~2ミリの歯肉溝という溝があります。

口の中を不潔にしていると、歯肉溝にバイオフィルム(プラーク)ができます。

バイオフィルムは、むし歯菌や歯周病菌などの細菌のかたまりです。不潔な状態が続くと、バイオフィルムはどんどん増えます。

不潔な状態が続くと、歯石もできます。バイオフィルムによって歯ぐきに炎症が起き、歯肉が赤く腫れます。これが歯周病のはじまりの歯肉炎です。

歯肉炎をほうっておくと、知らないうちに歯ぐきの内部までに炎症が広がり、歯と歯ぐきのつなぎ目や歯を支えている骨が破壊されて、歯周炎になります。 歯肉炎と歯周炎を合わせて、歯周病と呼んでいます。
歯周病が引き起こす病気って?
あなたのお口の中に、こんな症状はありませんか?もし心当たりがあったら、歯周病かもしれません。中高年で歯を失う原因の半分は、歯周病です。
- 起床時に口の中が粘つく
- 歯が長くなった
- 口臭がある
- 食べ物が歯にはさまる
- 硬い物が噛めない
- 歯ぐきが腫れている
- 歯ぐきがムズムズする
- 歯ぐきを押すと膿が出る
- 歯をみがくと血が出る
- 歯がぐらつく
- 水を飲むと歯がしみる
歯周病は全身の病気とも関係します
歯周病は、口の中だけの病気ではなく、全身の病気とも関係することがわかってきました。 歯周病菌が血管や気管を通って身体の色々な臓器に侵入し、そこで病気を起こしたり悪化させたりすることがあります。 また、歯肉の炎症によって作られるケミカルメディエーターという炎症性物質が、身体全体に影響を及ぼします。 例えば歯周病によって、心内膜炎、動脈硬化、肺炎などを引き起こしたり、糖尿病を悪化させたり、 早産、低体重児出産の確率を高めたりする可能性があるのです。歯周病を予防をすることは、歯と歯ぐきのためだけではないのです。